Snuffles (スナッフルズ) とは
「アメリカの家庭には必ずGUND社のぬいぐるみがひとつはある」と言われるほど有名なアメリカを代表するぬいぐるみメーカー、GUND (ガンド) の丸みのあるデザインが特徴的なテディベアシリーズです。
スナッフルズの誕生は1980年。
GUNDがブランドスローガンの「Gotta Getta Gund(ガンドをゲットしなくっちゃ)」を発表した年です。

当時の代表はHerbert Raiffe(ハーバート・ライフ)氏。
その妻で、ハーバート氏とともにGUND社を率いていたRita Raiffe(リタ・ライフ)氏がスナッフルズベアをデザインしました。
彼女は空の美しい三日月の形にインスパイアされ、月を見上げる幸せなクマをデザインしました。
ちょっと猫背の愛嬌のある丸いフォルムで、抱っこすると自然と見つめ合うユニークなかたちが他のメーカーにはない特徴的なテディベアです。

スナッフルズは、GUND社の現行で展開されている中では最も古いテディベアです。
リタ氏がスナッフルをデザインした翌年の1981年に、12インチ(約30cm)の茶色と白の2つのデザインが登場して以降、様々なサイズや色、デザインで販売されています。
スナッフルズのデザインバリエーション
現存する色は、ダークブラウン、ブラウン、ホワイト、タン、ブルー、ピンクなど。
これまでに展開されたものでは、希少なグリーンとイエローのものや、パンダ柄や豹柄などカラーだけでも様々なテイストが展開され、素材も、モヘア、ファー、ベロア、タオル地など様々です。
普段の猫背スタイルの他に、スナッフルベアが寝そべったスタイルの抱き枕も人気アイテムの1つです。
GUNDやスナッフルズの周年記念にもリミテッドアイテムが登場しています。
コラボレーションデザインも多数展開
アメリカのハードロック・バンド、KISS(キッス)とのコラボで、ポール・スタンレーとジーン・シモンズをモデルにしたデザインも展開されました。

2006年には、ニューヨークの老舗玩具店、FAO Schwarz(FAOシュワルツ)限定で、25周年記念アイテムがリリースされました。
FAOシュワルツでは、この他にも数多くの限定版スナッフルが販売されました。
こうした基本的なテディベア以外にも、ラトルやパペット、スリッパ、シーズンアイテムなども販売されました。
中でもフィギュアやライトハウスが人気の Department56(デパートメント56)とのコラボレーションした、North Pole Snuffles Luv-A-Hug Center (ノースポールスナッフルズ ラブハグセンター)のライトハウスには、背面にデザインンコンセプトの三日月を見上げる白いスナッフルベアが描かれ、ファンにはたまらない逸品です。

ほとんどのスナッフルは限定生産で再生産をすることは少ないので、一度生産終了してしまうと、手に入れる事は難しいです。
お目当てのものがあれば迷わず Gotta Getta Gund!