地震大国である日本では、いつどこで大規模な地震が起こるかわからないというリスクがあります。
日頃から「もしもの時」に備えておくことが、家族の命や安心を守るために重要です。
しかし、いざとならなければ、なかなか気が乗らない防災への備え。
この機会に少し見直してみましょう。
この記事では、子どもたちにも非常時にどう対応したら良いか覚えてもらうために、日常生活に防災グッズや避難訓練を取り入れながら教える防災準備のポイントを、アウトドア感覚で楽しみながら実践できる方法をお伝えします。
もちろん子どもだけではなく、大人の方にもいざという時に慌てないポイントとしてぜひ参考にしてみてください。
ハザードマップの確認
自分の住んでいる地域に水害や土砂災害などの被害がどの辺りに想定されるのか確認しておきましょう。
ハザードマップを確認しておくことで、避難経路などを予め決めておくと、避難中の立ち往生のリスクを軽減する事ができます。
ハザードマップで避難経路を予め決めたら、実際に家族で歩いて避難場所へ行ってみましょう。
特に雨の日などに歩いてみると、道の陥没や側溝の詰まりやすい場所などもある程度把握できるので、歩道のどちら側を歩いて避難するかなどが確認できます。
何を備えればいいかわからない場合は防災セット
なんとなく、懐中電灯やお水や非常食などの備えがあるといいんだろうな、と思っていても具体的には何を準備すれば良いかわからない人は多いと思います。
そういった時は、あっさり防災セットを一式準備しておくのをおすすめします。
自分で思いつかなかった意外な物が入っていたり、でも言われてみれば便利だな、必要だなと思う物ばかりだったり。
特に、防災士が選んだ避難グッズが揃っている防災セットがおすすめです。

セット内容は意外にもシンプルで、有事の際に手に入りにくい物を中心にセレクトされています。








普段にも使えそうだけど、ちゃんとリフレクターが付いているリュックは、さっと手に取れる場所へ置いていても違和感のないデザインです。


購入したらそのまま置いておくのではなく、中身を確認して使い方を理解しておきましょう。
いざというとき、慌てて無駄にならないよう、また自分たち家族の特性などで常備しておいた方が良いものなども確認して追加しておきましょう。
防災グッズに合わせて、いろんな用途に使えるタクティカルライトもおすすめ。
普段は護身用やアウトドアに使うライトとして、使い慣れておくといざというときに役立ちます。
非常食に慣れるためのローリングストック
ローリングストックが推奨される理由は、いつの間にかの賞味期限切れを防ぐのも一番の理由ですが、普段から保存食の味に慣れておく、食べ方や調理法を知っておくという面でも推奨されています。
最近では、熱湯または水を注いで作れるご飯ものの保存食もあるんですよ。
このアルファー食品の安心米は、レトルトパウチにそのまま熱湯かお水を入れて調理でき、さらにスプーンもついているので食器不要、避難場所やアウトドアでの食事にとっても便利です。
保存期間は5年と長期保存が可能です。
いろんな味があるので、飽きもこず食べられそうですよね。

パウチに水を注ぐとできるおにぎりもおすすめです。

意外にも忘れがちなお水も合わせてローリングストックしましょう。

ローリングストックを日頃から行いながら、家族みんなが調理できるように、みんなで一緒に調理しながら食事を楽しみましょう。
備蓄食料や水がどこにあるか、調理方法や使い方はどうなのか、アウトドアやキャンプなどで実際に家の外で調理しながら子どもたちにも覚えてもらいましょう。
いのちをまもる防災カタログギフト
防災グッズをもっと身近に、おしゃれなギフトとして大切な人への贈り物にしてみるのはいかがでしょうか。
ギフトやプレゼントにはあまりピンとこない防災グッズですが、お洒落でインテリアのような防災グッズや美味しくて備蓄できる食品を集めたカタログギフト「LIFEGIFT」は贈り物におすすめです。
お部屋に常備していてもオシャレな防災アイテムがたくさん紹介されています。
お引っ越し祝いなど新生活へのお祝いで贈る方も多いようですが、結婚祝い、出産祝いなど幅広い用途のギフトとしても贈れる洗練されたデザインが人気です。
自分用に購入してみるのもおすすめです。

「具体的にどのような対策をすればいいかわからない」防災への意識を、ギフトを贈る事でこれまで興味のなかった方へ防災のために何をすべきか、具体的な対策をするための情報、世の中にはどんなグッズがあるのかを知ることができます。
防災への情報を共有することで、災害時のお互いの行動なども話すきっかけが作れます。
防災のポイントは「みんなができる」こと
防災は自分1人で知識を取り入れるのではなく、家族や周りの人たちと情報を共有し、有事の際には協力して避難する事が大事です。
そのためにも、普段から子どもたちと避難経路を散歩して道を覚えたり、家族で保存食の食べ方に慣れ親しんだり、アウトドアやキャンプのような感覚で楽しみながら防災の知識を取り入れていくことがポイントとなります。
そして、何かあった際に避難する場所はどこなのか、家族だけではなく親戚や周りの人たちにも事前に伝え、みんなで防災意識を高めながら情報を共有しておきましょう。