こんな企画が通っちゃうの!? と、思うような他にはないデザインで話題の、フェリシモおてらぶシリーズから、年末年始に纏わるモチーフの雑貨たちが登場しました。
「お寺文化から心豊かな暮らしのヒントをさがす」をテーマにしたシリーズ。
古くから日本の暮らしに密接だったお寺の教えやその生活文化から、現代の暮らしを今より心豊かにするためのグッズ展開を中心に、お寺での活動をサポートしたり、各地のお寺の巡礼プランを提案したり、お寺文化をリスペクトしたプロジェクトです。

おてらぶのゆく年くる年 2021年-2022年
2021年もあとわずかということで、新年を清々しく迎えるための生活雑貨やファッション雑貨をご紹介します。
ふかふかあたたか 魚板(ぎょばん)クッションを抱っこして今年一年振り返ろう
まずはリアルな魚の姿に思わずギョっとするこのクッション。
禅宗のお寺、主に黄檗宗(おうばくしゅう)寺院で見ることができる、魚板(ぎょばん)という木製の法具がモチーフになっています。
木魚のルーツになったという説もあります。
魚板は開梛(かいぱん)と呼ばれることもあるそうです。
お寺ではこれをたたいて食事や法事の時間を伝えるのだそう。
なぜ魚の形かというと、魚は眠るときも目を開けていることから、寝る間を惜しみ日夜修行に励むようにという修行僧への戒めの意味が込められているのだとか。
また、魚の口もとの珠(たま)は「煩悩珠」と言い、人が持つ煩悩を表す「あぶく」で「貧(とん)・瞋(じん)・痴(ち)」といい、人が持つ根本的な三つの煩悩「三毒(さんどく)」を表しているのだそう。
自分の中にある煩悩とは何かと考えつつ、一年を振り返るアイテムにぴったり!
お部屋のインテリアとして飾るもよし、抱えてふかふかのさわり心地にうっとりするもよし。
ふかふか魚板を抱っこして今年一年振り返ろう!
除夜の鐘でおなじみ、梵鐘(ぼんしょう)デザイン!
除夜の鐘としてお馴染み、お寺の釣り鐘そっくりなデザインがユニークなアイテムも登場しています。
シュッと取り出すたび煩悩消滅!? 梵鐘(ぼんしょう)ロールペーパーホルダー
釣り鐘のデザインがなんともユニークなロールペーパーホルダー。
芯を取り外したロールペーパーをセットすると、卓上に置いたときは上から、吊り下げた時はは底から取り出せる仕様です。
ショルダーストラップ付きなので、肩からかけて持ち運ぶこともできます。
おうちやオフィスはもちろん、車の中やアウトドアシーンにも活躍します。
お寺参りにもってこいですね。
おしゃれ帽子の正体は、まさかの釣り鐘!?梵鐘バスクハット
霊鐘として京都の妙満寺に奉納されている二代目安珍清姫の鐘が、秋冬に活躍するバスク生地のハットに!
ふんわりやわらかく温かいフェルト素材。
梵鐘ロールペーパーホルダーとセットでコーディネートすれば寺ガールに!
薫習(くんじゅう)がテーマのアロマグッズ
仏教で語られる薫習(くんじゅう)とは、お香を焚くと衣服や部屋に香りが徐々に染みついていくように、自分の考え方や行動が心身に沁み込み、いつのまにか自分にとっての「当たり前」となること。
この薫習をテーマにした香りのグッズも展開されています。
悟りを開くために実践すべき行いのこと。
- 他者にほどこす 布施(ふせ)
- 道徳を守り慎む 持戒(じかい)
- 耐え忍ぶ 忍辱(にんにく)
- 日々励む 精進(しょうじん)
- 自己を見つめる 禅定(ぜんじょう)
- 真理を見極める 智慧(ちえ)
この六つの行いが六波羅蜜です。
香りといえば、芳しいスパイスカレーでご縁の輪
カレーをおいしく食べながら、人と人との縁をもっと大切にできるようになる、カレー坊主こと吉田武士さんのお話と、スパイス研究家の新井一平さんのスパイスレッスン。
みんな大好きな芳しい香りで、家族、友人、大切な人との輪をおいしくつなげていきましょう。
他にも話題のアイテムがいっぱい
いつもびっくりするような、他にはないデザインのアイテムが多いおてらぶシリーズですが、美しいデザインのアクセサリーや、ファッション雑貨、とても役立つレッスンプログラムまで様々なグッズがあります。
お寺文化の学びから、私たちの暮らしを心豊かにするヒントをぜひ探してみてくださいね。
