娘が小学校に入学して3ヶ月。
こっそり筆箱や学習机の周りを見てみると、入学前に準備した2ダースの鉛筆がほぼ全部こんな状態でした。
筆圧が強い方なので折れてしまったり、芯の先が丸くなってしまったりして削る回数も多いのだろうと思うのですが、私が小学生のときは1ダースをなかなか使い切れなかったので驚いています。
短い鉛筆ばかりになってしまったのですが、「新しい鉛筆を買って!」と言うわけでもなく使い続けています。
さすがに短い鉛筆は持ち方もおかしくなるし、書きづらいし良いことはないですよね。
とはいっても、捨てるのはもったいないので最後まで鉛筆を使える方法を調べてみました。
鉛筆補助軸を使う
短くなった鉛筆を使う方法といえば、鉛筆補助軸を使うことを思いつく方が多いのではないでしょうか。
昔ながらのシルバーの補助軸の購入を考えたのですが、筆箱にいつも入っている鉛筆5本、赤鉛筆1本分を用意するとなると意外と結構いいお値段がするんですよね。
すぐ物を壊す、失くす小学生に持たせるにはちょっと悩むところです。
子ども向けの手頃なもので探してみると、子どもも私も納得できる補助軸がありました。
落としても踏んでも割れない! ブロックみたいなキャップ&ホルダー
落としても踏んでも割れない、鉛筆のキャップとしても、補助軸としても使えるクツワ キャップ&ホルダー。
できれば失くしたりして欲しくないのですが、10個入りで200円程度なので失くしても「まあ、いいかな」と思える値段ではないかと思います。
色もカラフルで娘は「かわいい!」気に入っている様子です。
キャップ&ホルダーを2個つなげたものを短くなった鉛筆につけてみました。
鉛筆が約6cmほど長くなり、持ちやすく書きやすくなりました。
娘が使っている主に使っている六角軸の鉛筆だけでなく、丸軸の色鉛筆にも使えました。
うちには無いので試せなかったのですが、キャップ&ホルダーは三角軸の鉛筆にも対応しています。
補助軸が使えないくらいの長さになったらどうする?
我が家では鉛筆を削るのに電動鉛筆削りを主に使っています。
7.5cm以下の鉛筆は、この補助軸をつけると電動鉛筆削りで削ることができませんでした。
削るたびに付け外しするのも面倒なので、別の方法で最後まで使いきってみようと思います。
短くなった鉛筆と新しい鉛筆を合体
短くなった鉛筆を使い切る方法を検索すると、短くなった鉛筆のおしりの部分と削る前の新しい鉛筆を接着剤で合体させる方法が出てきます。
こんな簡単な方法で鉛筆を最後まで使い切れるとは驚きです。
家にあるものですぐにできるので早速やってみました。
合体させる為の新しい鉛筆が1本も無かったので新たに購入しました。
購入したのは鉛筆の消費が早い娘にぴったりな1本あたり約20円の「ママ鉛筆」50本入り。
色も柄も入っていないので名前も書きやすく、娘が使い切れなくても息子や大人も使えそうです。
短くなった鉛筆と新しい鉛筆をつないでみました。
ただ接着剤をつけてつなげたものは横からの力に弱いようで、接着部分が取れてしまうことがあるようです。
気休めにしかならないかもしれないけれど接着部分にマスキングテープを巻いてみました。
大人用の箸より少し長くなってしまいましたが、問題なく文字を書いたりすることができました。
学校で使うには接着が取れてしまう不安があるので、短くなった鉛筆の部分を使い切るまで家で使うことにします。
鉛筆をつなげる鉛筆削りTSUNAGO
私がやった方法では強度に心配があるのですが、強度を上げてつなぐ加工ができる鉛筆削りがあります。
東急ハンズなどで販売している鉛筆削りメーカー中島重久堂のTSUNAGOです。
一方の鉛筆のおしりの部分を凹型に、もう一方の鉛筆の先端を凸型に削り、凸型を整えて接着剤でつなぎます。
力とコツがいるようですが、子どもと一緒に楽しく鉛筆をつなげそうですね。
自分でつないだ鉛筆は愛着が湧きそうです。
ゼロウェイストつなぐ鉛筆
最初からつなげる加工がされている鉛筆もあります。
北星鉛筆のゼロウェイスト つなぐ鉛筆です。
えんぴつの後ろと先端がピッタリとはまる形になっているので、木工用接着剤でくっつけるとあっという間に長い鉛筆が出来上がります。
つなぐ鉛筆同士をつなぐことはもちろん、先に紹介したTSUNAGOで削った他社の鉛筆ともつなぐことができるそうです。
我が家のように短くなった鉛筆が溜まっているというご家庭は多いと思います。
この夏休みはお子さんと一緒に短くなった鉛筆をつないでみたり、つなぐ以外の鉛筆の活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。